「これ、知っとお？」
2022冬、122号

「おーい元気か？」「あー神様、お願い」「あーあっやってもた」…路地に沿うように置かれた十数匹のカエル達が、さまざまな表情で話しかけてくる。雑貨「自由空間」を営む國枝さんが趣味の陶芸を生かして店先に創った、小さくて豊かなカエルたちの世界！心の中の会話が楽しい。あなたも高砂町を散策して、出会ってみませんか？
 

一月になると。まだか、まだかと催促し、2月に入ると見頃を過ぎてしまったのではないかと、落ち着かない。今年も、美しくと祈りに似た気持ちで、その時を待つご近所の梅の木。　ある日、期待通りに飛び込んでくる梅の色。あゝ春がきた、今年もきっと何か良いことがあると感じる。感謝の気持ちで溢れそうになる。そして、知人、友人にあわてて知らせる私がいる。
 

「これ、知っとお？」
2023春、12３号

　サントリー高砂工場にある公園。「瀬戸の小径」ではコーヒーの匂いが時々漂ってくる散策を楽しめます。